
ジレンマよ沈黙を破れ!4コマ革命。
仕事あるある4コマ漫画
はたらくわたし
「それ、わかる!」で終わらせず「この漫画どう思います?」と、ぜひ上司に差し出してほしい。
ささやかな叫びで革命を起こそう。
【仕事あるある】代弁します!
登場人物
サンボンガワを取り巻くあるあるキャスト
1on1あるある
「ありがたいけど、しんどいです」
丁寧なフィードバックとアドバイスを重ねる1on1…
自分のための時間を割いて頂きありがとうございます…
でも、正直しんどいです。もやもやは無くなりません。上司の中にある答えに導かれ、上司が欲しそうな言葉を返してしまう…
そんな、思ってもいない前向きな発言をしている自分が、さらにしんどいです。そうとは知らず、手応えを感じている上司…
そんな、独りよがりな自己満1on1は
まるで、上司のためのマネジメントレッスンであり
本人にとっては、正解を探し続ける、対話とは言い難い時間。整理してあげよう 引き出してやろう
気づきを与えよう 前進させようこれは、部下をテーマにした上司のための1on1であり
題材が部下なだけで、念頭に置いているはずの内省、傾聴、寄り添いは置き去り状態だ。
誰のための1on1?もう一度、客観視してほしい
必要なのは、上司の「聞きたいこと」ではなく、
本人が本当に話したいことを話せる場ではないか?byサンボンガワ
#1on1ミーティング #独りよがり #だれのための1on1 #4コマ漫画オンボーディングあるある
「聞いていいのに聞けない空気」
「なんでも気軽に聞いてね」
新人が入ったときの定型文。
でも、「聞いていい」と「聞ける」は違う。そして、聞かなければ進まないことも多い。
そんなときに求められるのは、
遠慮しないガッツだろうか?
空気を読むスキルだろうか?
それも含めて、適応力を試されているのか?たしかに、やりようはある。
空気を壊さない聞き方…
迷惑にならないタイミングの見極め…
これが自律の糸口だという人もいるかもしれない。でも、ここの分岐点で二分するリスクを考えてほしい。
「やっぱやめとこ」という小さな引き下がりが生む、
学びの機会の損失や、信頼関係の欠損…。
決して見過ごせるものではないはずだ。手取り足取り教えろって話じゃない。
時には、自分で調べ、踏ん張る時間も必要。しかし、「言ってることと、やってることが違う」その背中を見て、
この場所で進もうと思えるだろうか。byサンボンガワ
#オンボーディング #心理的安全性 #4コマ漫画
「推しがいるって強い」
新しい職場に早く慣れ、活躍していくために。
OJTやメンター制度などオンボーディングの方法はさまざま。
でも、ふと思う。「惹きつける何か」が、抜け落ちてはいないか?
「正しいやり方」に重点が置かれてしまってはいないか?「早く馴染むこと」がゴールになってしまっていないか?
どうか、もう一度オンボーディングの目的を
「受け入れる側の視点」ではなく
「歩み出す側の視点」から見つめ直してほしい。
会社の色に染めることでも、離職を阻止することでもないはず。
新しい人・新しい仕組み・新しい価値観
初めて触れるそのすべてが
これから描くキャリアの路線を方向づけていく。
たとえば、尊敬できる先輩との出会いや
「こうなりたい」と思える人との接点。そんな関わりが
自分のキャリアを描く希望となり
自らの力を発揮することにつながっていくんじゃないか。
だからこそ必要なのは、仕事を教える以上に、
ここで働く理由や可能性に出会える時間。
大事なのは、前に進む力になる「手応え」と出会えること。
形式だけのオンボーディングじゃ、もったいない。
by サンボンガワ
採用あるある
「あなただから一緒に働きたいんだ」
「あなただから」採用した 「この会社だから」入社した
そんな出発点なら、最高。でも実際には、そこまで必然的な想いを持って
スタートできるケースばかりじゃない…
そんな場合、すれ違い、噛み合わなくなってくると
「あなただから」は「代わりは他にいる」に変わり
「この会社だから」は「たまたま入っただけ」にすり替わっていく。そして、うまくいかなくなると
ここではないどこかへ… あなたではない誰かへ… と
不確かな理想ばかりを想像してしまう。でも、どんな人だって、どんな会社だって唯一無二。
比べるものはあっても、本当の意味で「代わり」なんていないよ?
だからこそ、それを自覚できる自分でいたいし、
それを信じてくれる相手と働きたい。誰と未来を実現するのか…それが、大事。
採用は、「選考」ではなく「共創」へ…
ビジョンの交差点を探す…そんな出会いの場だったら、いいな。
互いに「ここで働く意味」が見えていればそう簡単には辞めないと思う。
byサンボンガワ
「会社の未来を考えたホントの採用」
実績もスキルも即戦力も大事だと思う
でも「会社の未来を考えたホントの採用」って考えたら
ちょっと待てよ?ってなるべきだと思う
今困っていて1年助けてほしいならスキルと即戦力、一択。
でも、長く一緒に 何かを目指していくメンバーを採用したいのであれば
視点は変わってくる。
「なぜこの会社で働きたいのか」これこそが困難で踏ん張れる強さなんじゃないか。
「できる人」より「ココで挑みたい人」「役立つ人」より「ココで働く理由がある人」
そういった働く側の「必然性」こそが会社の未来の原動力になるんじゃないかな?
どうしても会社に役立つ、会社のための採用をしようとして
その人の持ち合わせている武器(スキルや実績)で評価しようとするけれど
会社の未来を考えたら
その人にとって唯一無二であり、「ここで何がしたいか」があってこそ、一緒に未来を考えられるんじゃいかな…
Byサンボンガワ
新入社員あるある
「受け身の中身」
新入社員は、何も考えてない?そんなことない 。
新入社員は、呑気に学生気分?そんなことない 。
新入社員は、思ってるほど空気読まずのマイペースじゃないし
いい線いきたいと思ってる。役にだって立ちたいと思ってる。
でも胸張って失敗できるほどこなれてない。
不安だから、慎重に…。
自信がないから、様子を伺う…。
「新入社員ってこうでしょ?」って決めつける課長!
「こっちのやり方で接したら辞めちゃうもんな」って怖がってる課長!
「若いから理解できないんでしょ」って見くびってる課長!
結局は、知ろうとしてない。まるで解明できていないのに、勝手に解釈してる。
これが続く→なにも解決しない→分かり合えない→さようなら~こうなっちゃう。そこにあるのは「原石」なんだから
新入社員に違和感を感じたとき、
そう「なって」しまっているのか
そう「させて」しまっているのか
ちゃんと向き合って、知ろうとしてみてほしい。
そこがミソなのでは?って思う。
byサンボンガワ
「求めたくせに求められてなかった」
フレッシュな眩しさや、ぎこちない危うさに
つい微笑ましい眼差しを向けてしまう。
余裕をもって“先輩風”を吹かせながら、
新しい考え方や捉え方に刺激を受け、ギャップから学ぶこともある。でも、日が経つと…
「正しいのは既存」「新星は未熟」
そんな固定概念に、いつのまにかすり替わっていないか?「常識」なんて誰かの都合の産物。
「型破り」の「型」は、可能性を閉じ込める檻。
正しさを装った思考停止をは、見えないイエローカード。そして、ここからが問題。
辞められたら困る、パワハラと取られたら怖い
そんな忖度から、当たり障りのない言葉でやり過ごしてしまう。けれど、新人たちは敏感だ。
空気も違和感も、全部感じ取っている。だからこそ大切なのは、気を遣ってる「ふり」ではなく
ちゃんと向き合っている「本気」
興味を持ってくれている、共に考えようとしてくれている
そう感じられる関係性こそが、信頼の第一歩になるのでは?byサンボンガワ
#新入社員 #リスペクト #4コマ漫画 #仕事あるある
1on1 あるある
上司あるある
「自分を正当化するのダサくない?」
忙しいから仕方ない
誰か(何か)のせいでこうなった
こんな正当化はいらんのです
欲しいのは尊敬できる姿勢と
もっとチームで助け合える信頼
頼りになる人だからこそ、経緯を聞けば状況はわかる
どうか仕事への誇りを見せてください
「ヤバイとおかげ」
ヤバイの連呼はスミマセンしか言えなくなり
おかげの連呼はアリガトウゴザイマスしか言えなくなる
ヤバイは自分で感じなきゃいけないし
おかげは周りから広がるもの
危機感と責任感の伝え方は
「ヤバイとおかげ」じゃダメ
#モチベーション#責任感#危機感#マネジメント#仕事あるある#4コマ漫画
「ダメージ受けるくらいなら」
2024年人気ランキング6位
心理的安全性あるある
言っても無駄がオチ
言ったら返しがめんどくさい
議論したいのに説教になる
こうやって守備を固める
なにも生まれない
#心理的安全性#パワハラ #モラハラ #メンタル
イラっとしたからって極端すぎん?」
優先順位の判断は難しい
担当者には担当者のこだわりが…
管理職には管理職の責任が…
折り合いはつかないかもしれない
しかし、敵じゃないんだよ?
建設的に話し合うことを諦めないで
黙らせることが目的ではないはず。
#心理的安全性#パワハラ #モラハラ #メンタル
ジレンマよ、沈黙を破れ!4コマ革命
はたらくわたし
中川 絵美(サンボンガワ)
企業の組織改革や人材育成には時間がかかる――。
研修をしても浸透しない、情報を仕入れても社内展開が難しい。
そんな「あるある」なジレンマを、4コマ漫画で切り込みます。「おっ!攻めてるねぇ~」と思わず口にしてしまうような、リアルな職場のモヤモヤを代弁。
ぜひ「それ、わかる!」で終わらせるのではなく、「この漫画どう思います?」と上司や同僚に差し出してみてください。
たったそれだけで、小さな違和感が大きな変化のきっかけに。あなたのささやかな叫びが、組織の未来を変える第一歩になるかもしれません。
© JIBUN SENRYAKU