クロスキャリアアカデミーSIMBA
キャリアの一歩を踏み出した受講生インタビュー
クロスキャリアアカデミーSIMBAでは、キャリア開発プログラム「じぶん戦略」を通じて、「これからどう働きたいか」を見つけていきます。転職を実現した方も、現職でやりがいを取り戻した方も、起業に向けて動き出した方も。みんなが、自分の意志で選べるキャリアを手にしています。
テキストを追加する卒業生のストーリー
迷いから一歩。“ありたい姿”を見つけた先に、動き出した卒業生たち
人材支援
キャリアアドバイザー
安藤さん（27歳）
“仕事の対価は仕事”だと思っていた25歳が見つけた、年収300万円アップへの道。
広告会社
バックオフィスDX推進担当
吉田さん（39歳）
女性活躍推進を改革したい。そのために自分自身も管理職を目指す決心を。
日用品メーカー
研究開発職
今村さん（26歳）
将来の在りたい姿やビジョンが明確になることで今の会社で何ができるかが見えてきた。
手芸作家
出張料理人
ケイさん（44歳）
子育てが落ち着き「好きなこと」としてやってきたことを「仕事」として起業。
“仕事の対価は仕事”だと思っていた25歳が見つけた、年収300万円アップへの道
人材支援 キャリアアドバイザー
安藤さん（27歳）
2020年「じぶん戦略」策定講座 卒業生
「じぶん戦略」を受講しようと思った理由は？
当時は、仕事でもプライベートでもいろんなことが起こり、あまり良くないことも重なっていました。だから一度立ち止まって内省したい、整理して進みたいという想いが強く、「じぶん戦略」を受講しました。幼児教育の教室長として働き、土日も働くほど仕事100でやっていた人間でした。お給料よりも、お客さんが喜んでくれることやネットワークが広がることに価値を置いていて、「仕事の対価は仕事」という感覚でした。ただ、ふと「お給料も時間も大事だよな」と気づき始めたんです。そして、新卒から教育一本でやっていたこともあり、もっと世の中のことを知りたい、視野を広げたいという想いもありました。
「じぶん戦略」を受講してみていかがでしたか？
自分でも予想以上に徹底的な整理ができたというのが、一番大きかったです。25年分の自分の過去を書き出し、強みを抽出していく中で、転職時に外してはいけない要素が明確にわかりました。大人とのコミュニケーションが多いことや、成長を実感できること、成果を評価してもらえる環境など、自分の良さが活きる条件を言語化できたことで、怖さよりも前に進む気持ちが大きくなりました。また、「成果が出ている時は、誰かのためではなく、環境が整っている時」という気づきも大きかったです。やりたいこと全部に手を出すのではなく、「この1年はここ」と決めることで力を発揮できるタイプ。時には自分を追い込む環境も必要。そんな自分の特性が腑に落ちました。
受講前、受講後で感じる変化や影響はありましたか？
リスト化した目標の多くが実現できていることに、とても驚いています。例えば、料理のレシピを年間50増やすと決めて取り組んできた結果、すでに39まで増えてきていたり、遠くに住む家族の誕生日には手紙やプレゼントを欠かさず贈るようになっていたりと、小さなことでも着実に前に進んでいる実感があります。そして転職の結果、年収は150万円アップ。さらにこの1年の実績で＋150万円アップとなり、合計300万円以上の年収アップが実現しました。教育で培った力がキャリアアドバイザーという仕事に活きていることを実感でき、やりたいことの方向性を間違えなかったことが成果につながったと思います。今は仕事とプライベートが半々のバランスです。「ちゃんとブレーキを踏む」という戦略がうまく機能し、生活も整っていて、その上で仕事でも結果を出せています。
「じぶん戦略」の受講を検討している方に一言おねがいします
忙しさに埋もれがちな日々の中で、自分のためだけに過去と未来を見つめ、ありたい姿を描く時間を持てる機会なんてなかなかありません。「まだ何でもできる」と思えるようになり、自分自身に希望を取り戻すきっかけにもなりました。ぜひ一度、自分の人生にしっかり向き合う時間を持ってみてほしいです。
女性活躍推進を改革したい。そのために自分自身も管理職を目指す決心をした
広告会社 バックオフィスDX推進担当
吉田さん（39歳）
2021年「じぶん戦略」策定講座 卒業生
「じぶん戦略」を受講しようと思った理由は？
コロナ渦でリモートワークの活用やDX推進をする部署ができ、バックオフィスの改革を進める中で、なかなか会社が変わらないという実情を経験しました。しかし、まずは、自分が変わらないといけないなと思うなかで、私自身、新卒入社で他の会社を知らないため、圧倒的にインプットが足りていないとも感じるようになりました。また、自分が「本当に何がしたいのか」をしっかり考えたことが無かったため参加しました。
「じぶん戦略」を受講してみていかがでしたか？
「過去何をやってきたか」「これから何をやりたいか」を深堀りするなかで、自分一人ではなく他者からフィードバックをもらうことでの気づきが多かったです。バックボーンを深く知らないからこそ言ってもらえることもありますし、コンサルティングやコーチングの専門家の方の言葉でさらに活性化した印象です。また、ここまで細かくアクションプランを立てたことがないくらい、かなり細かく出したのですが、「言語化して口に出してみるということはとても大きい」と感じました。「これならできる」といういうような小さなものは着実にやっていけているので、実際に行動できることをやってみることは大事だと思いました。
受講前、受講後で感じる変化や影響はありましたか？
受講途中からは、周りから「２段階くらいギアあがった？」と言われるようにもなりました。何かを決めるときも、アクションプランでイメージして、なるべく言語化し、伝えることができるようになり、仕事でも私生活でも活かせていると感じます。この先自分の「ありたい姿」として、女性管理職比率を上げるということを一つ掲げているのですが、具体的に〇％という数字も出した中で、実際に女性活躍プロジェクトが発足したり、管理職に向けてどういう風にニーズを増やしていったらよいか、制度はどんなものが必要なのかということを役員とも話せるような状況に変わってきています。実は、自分が上の立場になることをイメージしないままに戦略を考えていたのですが、どう考えても自分が制度を作って実行していくという意味では、自分自身がその立場（女性管理職）に行かなければいけないということを認識し、いつのまにか私自身も管理職を目指すメンバーに入っています。
「じぶん戦略」の受講を検討している方に一言おねがいします
「人生は一度きり」という言葉が自分の中で刺さりました。一度きりだからこそ、やるかやらないかは自分で決めなければいけません。でも、やって後悔した方が面白い、意外とやってみて良かったと思うことも多い、と考えるようになりました。複数選択肢があるならそれはそれで素晴らしいことだと思いますが、やってみてまた新しい道が見えてくるのを実感しています。じぶん戦略に参加したことで、視界が明るくなったので、迷っている人は受講してみてほしいと思います。
将来の在りたい姿やビジョンが明確になることで今の会社で何ができるかが見えてきた
日用品メーカー 研究開発職
今村さん（27歳）
2021年「じぶん戦略」策定講座 卒業生
「じぶん戦略」を受講しようと思った理由は？
毎日変化がなく、やりたいことも見つからない状態で、仕事に不満があるというよりは、「無」でやっていた部分が大きく。やる意味あるのかなと思いつつも仕事はしないといけない、でも、このままじゃいけないよな…と思いながら毎日過ごしていました。前から自分は何をやりたいのだろうということは考えていたのですが、一人で考えてても苦しい部分があり、何も見えてこなかったので、人と議論できる場であれば何か見つかるんじゃないかという期待と、とりあえずやってみよう！という思いから参加しました。何か変化を起こしたいという気持ちが一番でした。
「じぶん戦略」を受講してみていかがでしたか？
自分の歴史を深く振り返ったり、この先の戦略を組んだこともなかったのですが、そういうことを一人でやるのは苦しいなと感じるなかで、色々な人のアドバイスや色々な視点の話を聞くことができ、受講して良かったなと思いました。例えば、もっと自分を褒めてもいいんだなぁ…とか、意外と自分は頑張っているほうなのかなぁ…とか、普段なかなか言われることが無いので、フィードバックの中で言ってもらえたことで、もっと自分に自信を持っても良いのだと思えました。
受講前、受講後で感じる変化や影響はありましたか？
これまで自分自身で考えてきたことも含めて整理され、「最後こういう風になりたい」というものが見つかったことが大きいです。３年後５年後にはこうなりたいということが具体的に見えてきて、更に自分の将来のことを考えるようになりました。最終的には経営の立場になりたいという思い（ビジョン）があるので、ここで働けて良かったなと思えるような会社に自分がしていきたい、そのための環境を作れるようになりたい、そのために出来ることは何かを考えるようになりました。最近は、従業員組合で支部長として活動しているのですが、誰かに任せてやってもらうのを待つことより、自分ができることをやってみたいのと、将来、経営の立場に自分が立った時に、楽しく働いてもらって会社も成長するような職場を作っていくためには従業員の方の立場を理解することが大事だと思ったのでやっています。
「じぶん戦略」の受講を検討している方に一言おねがいします
悩んでいるならばやったほうがいい、というのが結論です。なにか不安があることの裏返しは、どこか期待しているところもあると思うので、マイナスに考えず、そういった気持ちがあるということは、「何か変われるのではないか」、「何か得るものがあるのではないか」、と期待しているからこそ！という風に考えて、もし迷っているのであれば受けてみてもらったらいいと思います。
子育てが落ち着き「好きなこと」としてやってきたことを「仕事」として起業
人材支援 キャリアアドバイザー
安藤さん（27歳）
2020年「じぶん戦略」策定講座 卒業生
「じぶん戦略」を受講しようと思った理由は？
コロナ渦という状況と、子供が成長し自分の時間へ目を向けることができるようなったということもあり、これからの働き方や生き方を考え始めた時期でした。今までやってきたことを否定するのではなく、これまでの経験は自分の糧になっていると思うので、自分の強みを発掘したり認識ができるということに期待して参加しました。また、自分で選んで自分で切り開いていくような人生の歩み方を、これから自分の未来を切り開いていく子供たちにとって、身近な存在としてみてもらえたらいいなという思いもありました。
「じぶん戦略」を受講してみていかがでしたか？
良くも悪くも先が見えてきました。「自分の年表」を作るといったワークの中で、「今までの自分」「これからの自分」というものを客観的に見れた感覚があります。自分目線だけでなく人目線で見てもらって、そこからプラスで気づくことがありました。フィードバックのなかでいただいた言葉も、自分では気づかないようなことに対して、スッと入ってきたりして、腑に落ちることも多かった印象です。それがあったからこそ、戦略立てるときに、自分が漠然と思っている自信よりも、周りからもそういう風に感じてもらえているという自信に繋がりました。自分のことは自分が一番わからないということもあるだろうし、自分の良い所も悪い所も、自分ってこうだと頑固に思っていることもきっとあると思うので、人目線というものは大事だなと思いました。
受講前、受講後で感じる変化や影響はありましたか？
自分のスキルを現実的に、どう活かせるか考えて行動するようになりました。また、自分のことや自分の軸を知ったことで「やりたいこと」への行動意識やアンテナの張り方も変わったので、それによってタイミングよく色々なことに繋がるようになり、動きやすく、進みやすくなりました。その理由は、自分の中の自覚や認識によって、指針ができたことがベースになっているかなと思います。自分がどういう人生を生きていきたいかを考えたときに、現実的に向き合ってみると、それは、お金に換えることやプロとして認めてもらうことだと考えるようになり、やっていかないといけないことが明確になりました。
「じぶん戦略」の受講を検討している方に一言おねがいします
受ける人はなにかしらの葛藤があると思うのですが、悩んでいるくらいなら受けたほうがいいと思います(笑) 知らない自分に気づくこともあるだろうし、自分が漠然と思っていたことに対して、あ、そうなんだ！とスッと入ってきて素直になれます。自分ではマイナスだと思っていたところが意外とプラスに変換できるという考え方にもなれました。あとは、自分の強みや軸を知っていると本当に進みやすいですし、周りも変わってきます。作業は大変だけど、気づきや得るものは大きいので、仕事だけでなく生きていく中で、自分の舵を取る一つの指針やマップを知りたい人はやってみると、すごくためになると思います。
